主に80~90年代の家庭用・アーケードゲームにかんする話題。遊んだゲームの感想や雑談などを。

【聴く その1】 今日は一日 ゲームサントラ自作三昧

CATEGORY聴く
カテゴリ「聴く」は、ゲーム音楽の録音ネタがメインになると思います。

1. ゲームサントラでゲーセン気分
90年代前半から中盤にかけての格ゲー全盛期。当時小・中学生だった私も、ブームの影響を受けて、おこづかいの大半は当然のようにゲーセンで使っていたものです。

とはいえ、それも月1,000~1,500円くらい(今どきはどんな感じなんでしょう?)ですから、実際に遊べる回数は、基本、そう多くはないわけです。当時の行動パターンは、週一くらいでなじみの店で、200円で4プレイ(100円で2回)とか、そんなものです。

まあしかし、とにかくブームの真っ只中でしたから、もっと遊びたいわけですよwお盆やお正月みたいなイベントで遊べる回数が増えることもありましたが、出来るなら毎日でも遊びたいのが本音でした。

そんなもっと遊びたいという気分を紛らわせてくれたのが、アーケードゲームのサントラ(サウンドトラック)CDでした。先程のような臨時収入を利用して、お目当てのゲームソフト+サントラを買う。これがこの時期のまとまったお金の使い方、行動パターンだったように思います。

当時購入したサントラで特に印象に残っているのが、ポニーキャニオン・サイトロンレーベルの「餓狼伝説スペシャル」。これを聴くことでゲーセン気分を味わったものです。当時はクリアどころかほとんど5~6人目くらいで止まっていた(調子が良くてもビリーまで)ので、例えばギースやリョウのテーマは特にレアな感じでした。

サントラのメリットは、ゲーセン気分だけではありません。実際に遊んでる時には周りの音で聴こえにくい、当時の家庭用ゲームでは味わえない豪華なBGMをじっくり楽しむことも出来ます。ゲームは遊ぶだけじゃなくて、聴くことでも十分楽しめる。ゲーセンの代わりとして買ったサントラの思わぬ副産物でした。

2. サントラCDへの「違和感」
餓狼伝説スペシャル、サムライスピリッツ、ワールドヒーローズ2‥。当時ヒットしたゲームのサントラを何枚か聴き込んだ後の話です。ある時期まではとても楽しかったはずが、ふいに「どうもこれは変だな?」と、今まで買い求めたサントラに対する違和感を感じるようになったのです。これらは確かにサントラなのに、実際のゲームで流れるBGMとは何かが違うと。

これは間違えてアレンジ版を買った(実際そういう「事故」もありましたがw)というオチではなくて、オリジナルのサウンドトラック、全く同じBGMでの話です。ゲームとサントラ、内容は全く同じはずなのに、違うわけです。

3. 市販のサントラは「アレンジバージョン」だった!
当時のサントラに対する違和感の正体。それはその時点は上手く言葉にできなかったのですが、それからしばらくの後、実は市販のサントラは、大半の場合、BGMにいろいろな加工・編集をしていることがわかったのです。なるほど、どうりで音が違うわけだと。手を加えているなら違って当然じゃないかと。

違和感や加工・編集と、単に言葉で表すだけでは読者の方には通じないかも知れません。というわけで、ここで一つ実例を用意してみましたので、ぜひ一度聴き比べていただければと思います。

サンプル曲は、豪血寺一族(初代)のキース・ウェインのテーマです。1つ目が市販品(サイトロン)、2つ目が私が基板から録音(音量調整・ヒスノイズ除去済み)したものです。それぞれ冒頭部分から20秒程度取り出しています。オーディオデータは、本来はWAVの予定でしたが、容量的な問題でMP3・320kbpsとなっています。それから、出来ればヘッドホンでの試聴をオススメ(音量にご注意ください!)します。

1. 市販品 豪血寺一族/ATLUS(サイトロン)


2. 基板から録音


3. 1+2


両者を聴き比べてみると、1. は低音が強調されていて、「もや」がかかった感じ。音は左右に広がる傾向。それからステレオ的な編集が施されています。ちなみにこのゲームのBGMは、本来はモノラルです。2. は、とにかく素直というか、クセのない、フラットでストレートな印象です。もちろん音はモノラルそのものです。

この違いは私からすると決定的で、「なんじゃこれは?」となるわけです。市販品はサントラでありながらアレンジアルバムじゃないかと。サントラなのに実際のゲームとは全く違う音なわけですから。

個人的な印象ですが、市販のサントラCDは、実機で再生されるBGMとは音が違って聴こえるものが大半じゃないかと思います。豪血寺や餓狼伝説などが例外とは思えません。

4. ゲームサントラは自作に限る
私にとってのゲーム音楽とは、実際のハード・ソフトの回路やアナログケーブルを介して再生される音が前提であり、それが最高であるべきだ・最高に決まっているという「こだわり」があります。こちらについて異論は一切認めませんwそして、出来ればそれに近い音が聴きたいわけです。そのため、今となっては、市販のサントラではどうにも満足できないのです。

最近は本体の改造等で、極限までノイズ対策を施したことを売りにしているサントラもありますが、これもダメです。なぜなら音がキレイすぎるからです。これは、言わば極限までキレイという一種のアレンジでしょう。その上で、BGMに何らかの編集・加工も施しているとすれば、それはアレンジのアレンジということになります。なんだかわけがわかりませんねw

音を加工してはいけない、キレイ過ぎてもダメ。私は決して無理難題を言ってるわけではなく、ただ遊んでいるときの音が聴きたいだけなのです。しかしそれは、お金を出しても決して手に入らないのが実情です。

ということは、自作しか無いというわけです。

そのようなわけで、このコーナーでは、今後しばらくの間、サントラ制作についての自分なりのやり方、経験談などについていろいろ語っていきたいと考えています。
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